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その時、突然、衝撃がやってきた。右斜め前方から、まるで頭上から襲いかかるような感覚だった。白い閃光が目の前を舞い、剣道で面を打たれた時のような光景が頭をよぎった。

息もつけないうちに、衝撃は去り、周囲の景色が再び見えるようになった。しかし、その一瞬の間に、私の心は完全に打ちのめされた。修行や学問の成果など、全てが無意味なものに思えた。

「待ってください」と私は声をあげ、師を制した。「何が起こったのですか?」

「あの池、ミラクルの池です」と師がうなずいた。「仏陀が奇蹟を示した場所です」

「奇蹟?どんな奇蹟ですか?」

師は、仏陀が池の上に立ち、身体を火と水に変えたことを語った。

「それはどういうことですか?」と私は尋ねた。

「仏陀の全身のチャクラが、すさまじいエネルギーを放射したのです。それが火と水のように見えたのです」と師が説明した。

私は手元にあったメモ用紙を取り出し、その思考の流れを書き留めた。一瞬の霊的な体験が、修行や学問よりも価値があることを悟り、使命感が心を満たした。

「この霊的なバイブレーションを、全ての人々にもたらさねばならない」と誓った私は、次なる旅に向かう準備を始めた。

それは突然の衝撃だった。一瞬、目がくらむほどの衝撃だった。修行、学問、そんなものはなんの役にも立たぬものであることを思い知らされた。こころひそかに誇っていたこれまでの自分の修行も教学も、あっというまに消え去ってしまった。叩きのめされてしまった。

「これなんだ、これでなくてはならないのだ。これしかないのだ」と自問する中、この白銀の輝きに満ちたバイブレーションが私の心を捉えた。

「一〇〇年の修行も万巻の教学も、ただ一瞬のこの霊的バイブレーションに如かぬことを思い知らされた」と、私は心の中でつぶやいた。

「これがそれだったのだ。これが究極のそれだったのだ。このためにこそ私はここにやってきたのだ」と、私は心の中で語りかけた。

おお、サイト・マト、聖なる地、あなたはここに待っていてくれた。私が今受けたものを、これから人々に与えねばならない。

「いま、私は聖者であることを強く自覚する」と、私は心の中で宣言した。

「すべての人々がこの聖なるバイブレーションを受けることのできる聖地を、私はひがしの国に築かねばならない。この輝きに満ちたサイト・マトの地を、そのまま、日本の国に移さねばならない。それが私の使命だ」と、私は心に誓った。

「もう一度、この地に来なければならないのだろう。だが、そのとき何が起きるのだろうか?」と、私は心の中で不安に思った。

ああ、あの一瞬の霊的バイブレーション!一〇〇年の苦行も万巻の書物も、このバイブレーションなくしては、路傍の石ころにも劣るのだった。このバイブレーションを与えることのできる聖者こそ、真の導師なのだ。

「理解しました。聖師よ、ありがとう!」と、私は心の中で感謝した。

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