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内分泌腺と《力の湧き出る泉》 えいち

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にようはうしよう
る。腎臓で尿をつくることを制御するはたらきをするので、このホルモンが不足すると大量の尿
が出る病気となる。これを尿崩症とよぶ。これは、いわゆる糖尿病のときの多尿症とは全くち
がうものである。
– オキシトシン 子宮筋収縮、乳汁放出のほかに腸管、胆のう、尿管、膀胱の筋肉を収縮させる
作用がある。
以上で、脳下…体のはたらきを一応説明したが、この内分泌器官は非常に重要な機能を持つも
のであるから、前頁に一覧表をかかげておく(視床下部に注目)。
二=骨
通、内分泌学者は、下垂体につぐ重要なものとして、この副腎をあげる。副腎は危急の場合
にそなえる役割りを持っているので、むかしから「戦い」の腺と呼ばれてきた。たとえば、自分
自野も重傷を負った男が、燃えている飛行機のなかにとびこんで他の人びとを救い出し、それが
終わるとバッタリ倒れてしまったりする。このような勇敢な行為をするエネルギーを供給したの
は、幣である。
緊急の際は、副腎のホルモン放出は正常値の一〇倍も急増し、心痺や呼吸もふえ、エネルギー
ぎ出血性低きも上昇させる。どんな戦いが起こるかわからなくても、副腎は血液の凝固時間を
県い、出血がおこった場合の損失を少なくしようとするのである。
こういう重要なはたらきをする器官であるから、副腎は腎臓の上にのっている小さな内分泌腺が、これを左右さるとり除くと、セト動物も必死んでしまう。一個の重さは約セグラムで
ある。ここからは性ホルモンも分泌されている。
脚は二つの部分に分かれている。ひとつは、外側の副腎皮質、もうひとつは内側(中心部)の
観賞である。その両方からホルモンが分泌され、それぞれ全くちがったホルモンであるが作
用においては似たところが非常に多い。
最近、セリエ(カナダの著名な生理学者)がストレスということを述べて、ストレス学説が非常
にんになった。内外から生体に加えられる刺激はみなストレスということができるわけで、た
とえば外傷をうけたとすると、このストレスはただちに副腎髄質からアドレナリンというホルモ
ンを分させ、そのホルモン作用で身体をゆり動かされ、外傷に対して必要な防衛処置をとるよ
うになるのであるが、このアドレナリンの作用はきわめて短時間で、やがてこれに代わって
ルモンが分され、生体を防衛するわけである。アドレナリンの作用は、血管を収縮して
無理を上げ、心臓を鼓舞して脈標を多くする。また、胃腸の平滑筋を過したり、瞳孔散大の作
あり、さらにインシュリンに拮抗して血中のブドウ糖を高め、糖尿をひきおこす作用があ
力のとり去ると、10日前後で動物は死亡する。まず食欲がなくなり、吐をして、
さらわれ、後はもちろんいちじるしく減少し、血圧も降下する。そして外からのや
ショックをして力がいちじるしく弱くなる。たとえば、すぐに細議の感を受け、そして
うらがわ
なかなかなおらない。腎臓機能も目立って障害をおこし、水を少し多くとるとはなはだしい障害
(水中毒)を起こしたりする。
副腎皮質は三つの層から成っている。
表面から内側(深部)に向かって、球状帯(球状層ともいう)その次が、束状帯 (束状層)いちば
ん内側の髄質に接している部分が、網状帯 (網状層)である。この三つの層がそれぞれ異なったホ
ルモンを分泌すると考えられている。すなわち、球状帯からは鉱質ホルモン (ミネラルコルチコイ
ド)というものが作られ、水、ナトリウム、塩素、カリウムなどの無機物の量を一定にする調節
作用をいとなむ。これは、デスオキシコルチコステロン (DoC)と、アルドステロンの二種で、
生命維持作用がきわめて強力で非常に大切なホルモンであることは先にも述べた。
中間層である束状帯からはハイドロコーチゾンとよばれるホルモンが出る。このホルモンは糖
質ホルモン(グルココルチコイド)ともよばれる。このホルモンの作用は、まずインシュリンの作
用に惜抗するようにはたらく。つまり糖尿を起こすようにはたらくのである。というのは、腎臓
からいったん尿中に出たブドウ糖を再吸収しないようにするのである。あるいは組織でプドウ糖
が消費されないようにする。つまり、ブドウ糖の使用禁止を命ずるから、組織の細胞分裂が止ま
り、指救して行けない。体内のタンパク質を破壊してブドウ糖に変え、そのため血糖が増す。
また気の治水の上で注目すべきことは、このハイドロコーチゾンが、アレルギー反応を防止
する力を持っていることである。そのために、アレルギー性疾患であるリウマチ性関節炎、ゼンインタどの治療薬として、このホル連ンを合成してつくり出し、コーチゾンとして飲用
きれている。ウマチの疾激では、糖間に結合組織線維帳物質が多量に発生する。ハイドm
ータンは、元来、結合組織の発育を阻止する力があるので、当然、リウマチ疾患にきくわけで
ある。だから、コーチソンを合成してつくり出し、使うわけであるが、私は、ここに問題がある。
うのだ。少しおきみめにそれるが、アレルギー体質で、アレルギー性疾患に苦しむひとは、
要するにアレルギー反応を防止する力を持つハイドロコーチアンが足りないためであると考え、
そのメイドミューラソンを人体に注入してこれを流す。たしかに、カンタン、メイリョウで異論
さもない。
しかし、問題は、なぜそのホルモンが不足しているのか? そのホルモンをどうして生み出す
できないのか、といういちばん根本の問題解決にはなっていないのである。その体質。
とうとしないで、ただ足りないから注射してやればいいというのは、毎月赤字で困るから
しく合わぎようとするのと同じことで、いつかはその総決算をしなければならない時期
くる、それが、つまあ、いうところの副腎皮質ホルモンの恐ろしい前作用である。これをうか。
というか、ではどうすればよいのか。その不込のホルモンを分泌するように体質を変えて
い合である。そんなことができるのか?できる。それがめ義の特療技である。
たいへん発走った結論をいってしまったことになるので、わき道はあくる

つぎに、副腎皮質の一番深いところにある網状層からは、性ホルモン、アンドロゲン
ロゲン、プロゲステロンが分泌される。それゆえ、睾丸を摘出した男子の血中、あるいは尿中に
男性ホルモンが依然として検出されても不思議ではないのである。
以上、副腎皮質の各層のホルモンについて述べたが、医学的、生理学的にはまだまだ未解決の
点が多く、そのほんとうのはたらきの解明は、これからというのが本当であろう。しかし、今ま
でに分ったところからだけ見ても、副腎はきわめて複雑な内分泌器官であり、それゆえ身体の新
陳代謝にとって非常に重要な存在である。したがって、副腎の臨床的な意義もたいへん深く、副
腎に腫瘍ができて副腎皮質のはたらきが強すぎると病的に早熟になり、クッシング病、およびク
ッシング症候群という病気になる。その反対に、副腎が結核などにおかされ、皮質ホルモンのカ
が弱すぎると、体が無力状態になり、顔などが黒くなるアジソン病にかかる。
また、副腎髄質に腫瘍が生じ、そのためにアドレナリンの分泌が高まって、高血圧になる等の
現象は、以前から知られていることである。
三甲状腺
甲状腺は気管にまたがっている蝶形の腺で、自動車の加速装置のようなはたらきをする。これ
はからだの活動を早めたりおそくしたりするのである。われわれが、不活発な、居眠りしている
ような生気のない韓らしかたをするか、キビキビした元気のある生活をするかは、甲状腺ホルモ
ンが左右するもので、このホルモンは正常には一日に百分の一ミリリットルくらいずっ分泌され
る。
年をとると、甲状腺は活動がおとろえてくる。おばあさんがコタツを好きになるのはこのため
で、体の熱の生成が不十分になるからである。いつまでも老化せず、若々しくあるためには、こ
かかる
の分泌限をおとろえさせず、娘を調れさせぬようにすることである。若い女性で子どもができな
いことがあるが、これは甲状腺の機能低下によって、すべての身体活動がおとろえ、おそくなる
からである。
これと反対に、甲状腺の機能が高進しすぎると、食物を燃焼してエネルギーを出すのが早すぎ
375~内分校と力の通き出る泉

きっこう

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