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リサ

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剰次元について知れば知るほど、その存在についての確信は深まる一方だった。これを否定する論拠には、あまりにも多くの穴がある。そして、これを含めない物理理論には、あまりにも多くの疑問が解決されないままに残ってしまう。さらに言えば、ここ数年の余剰次元についての探究で、私たちの宇宙とそっくりに見える余剰次元宇宙の可能性の幅はいっそう広がってきた。現時点でわかっていることは、どうやら氷山の一角にすぎないらしい。この余剰次元の実像が、たとえ私がこれから提示する像と正確に一致するものではないとしても、余剰次元が何らかのかたちで存在する可能性はきわめて高いと思う。そしておそらく、それは思いもよらない驚異的な影響をどこかに及ぼしているだろう。 この余剰次元の痕跡が、あなたの台所にも隠れているかもしれない── と言ったら驚くだろうか。それは「準結晶」でコーティングした焦げつかないフライパンである。準結晶というのは不思議な構造で、その根本的な秩序は余剰次元でしか解明されない。ふつうの結晶は、原子や分子がきわめて対称的な格子状になって一定の基本配列で繰り返し並んでいる。三次元で結晶がどんな構造を形成するかはわかっているし、どんな並びがありうるかもわかっている。しかし準結晶における原子と分子の配列は、その並びのいずれとも合致しないのだ。 準結晶の並びの一例が、図2である。ここには結

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