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デジタルニュース

劇的進化の「iPad mini」とコスパ抜群の「iPad」、最新モデルはiPhoneよりiPadがアツい!

劇的に進化!フルディスプレイ搭載で5Gに対応した「iPad mini」の買い得度

2021年9月15日(日本時間)、アップルが新製品発表イベントを開催し、多数の最新デバイスをお披露目しました。もちろん注目は「iPhone 13」シリーズですが、大きく進化した「iPad mini」や「iPad」からも目が離せません。 iPhone 13シリーズの詳細については別の記事で紹介するとして、今回はデザインを刷新し使い勝手を向上させた「iPad mini」と、手に取りやすい価格で発売される「iPad」、最新機能を多数搭載した「Apple Watch Series 7」について確認していきましょう。

【参考】https://dime.jp/genre/1220733/

A13 BionicチップとiPadOS 15によってさらに直感的な動作を実現した第9世代「iPad」

Appleは、新しいiPad(第9世代)を発表した。apple.com/jpで注文可能で、9月24日(金)から販売が開始される。 「iPadは、仕事、学習、コミュニケーションにこれまで以上に欠かせないものになっています。最も人気が高いiPadをかつてないほど大きく進化させることができて大変嬉しく思っています。

実は超お買い得!?8.3インチのLiquid Retinaディスプレイをオールスクリーンで搭載した新型「iPad mini」

Appleは、より大きな8.3インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載した、魅力的な4つの仕上げのパワフルな新しいiPad miniを発表した。新しいiPad miniは現在、注文可能で、9月24日(金)から販売が開始される。 「極めて持ち運びやすいデザインで、日々のタスクからクリエイティブなアプリケーションやエンタープライズ向けのアプリケーションまで幅広く利用できるiPad miniのようなものは他にありません。

 

apple iPad mini 6の進化点

同じサイズと思わせて、ちょっとだけ縦幅小さい

Photo: 小暮ひさのり

てっきり同じサイズでフルスクリーン化だと思っていたんですが、比べてみたら縦幅が1センチほど小さくなっていました。しかし、厚みは若干mini6の方が厚めですねー。

 

この厚みの差、スペック値だと0.2mmですが、ベゼルがカーブしているmini 5の方が、体感的にはさらに薄く感じます。この辺は一長一短ですが、実際に持つと厚みの差は気になりません。

上下ベゼルは細くなり、左右ベゼルは太くなった

Photo: 小暮ひさのり

mini5は横持ちすると、ベゼル部に指を置けたので、画面を遮りませんでしたが、mini6では若干画面にかかってきます

Photo: 小暮ひさのり

でも、左右のベゼルはmini5より逆に太くなっているので、縦持ちした時の画面の見やすさは…。うーん、変わらんか!

まぁ、そこまで神経質に気にする問題ではないと思います。どんなコンテンツも大事な情報は、基本、画面端にはありません。

 

あと、ベゼル見ていて気が付いたのですが、mini5までは本体カラーに応じてベゼルの色が変わりました(白or黒)よね。一方で、mini 6のベゼルは黒で統一されています

個人的には、ベゼルは黒の方が映像が締まって見えて好き。本体カラーでベゼルの色が左右されないのはありがたい変更点ですねー。

縦持ち時の情報量の広がりを感じる!

Photo: 小暮ひさのり

縦持ちの時、この画面の進化の真価が現れます。明らかに1画面での表示領域が広い!

Photo: 小暮ひさのり

逆に横持ちだと縦の表示領域が狭くなっているので、Webブラウジング時の情報量は減ります。ここ大事ですよー。

でも、世の中のインターネットって、縦にスクロールするコンテンツの方が多いので、縦方向に画面が広がったのは、間違いなく「進化」であると思います

Photo: 小暮ひさのり

ちなみに、 電子書籍(漫画)は左右が見切れるか、上下が見切れるかの違いがあります。ほんのちょっぴりmini6の方が大きく読めるかもしれませんが、体験として大きな違いは無さそうです

動画再生は一回り大きく&ステレオスピーカーが神すぎる…

Photo: 小暮ひさのり

mini6で画面が縦に伸びた分、ランドスケープ(横持ち)した時の映像も一回り大きく見えてGood。本体小さくなって、動画は大きく見られるとか最高では?

また、mini 6では上下にスピーカーが搭載されたことで、ランドスケープ(横持ち)時で、ステレオスピーカーで楽しめるようになりました。これ、神。神です。まさしくゴッド

apple 手軽でかわいい手帳サイズ、新型iPad mini

毎年9月から11月くらいにかけては、スマホなどのデジモノを中心に次々に新製品が登場する時期で、“Techtober”なんて呼ばれていたりします。Appleも先日新製品発表会をオンラインで開催し、無印「iPad」、「iPad mini」の刷新や新しい「iPhone 13」シリーズ、「Apple Watch Series 7」を発表しました。中でも個人的に気になったのが、こちらのiPad mini!

100%リサイクルアルミニウムで作られた本体は、「iPad Pro」や「iPad Air」のような角ばったデザインになり、前モデルに比べて画面も大きくなりました。カラーはスペースグレイ、ピンク、パープル、スターライトの4色から選べます。
今回発売に先駆けてお借りしているのはピンク。液晶のサイズは8.3インチで、iPad Proの11インチと「iPhone 12 Pro」の真ん中くらいのサイズ感です。

「Apple Pencil」はマグネットで本体にくっついて充電やペアリングができる、第2世代に対応しています。本体のサイズとApple Pencilのサイズのバランス感がまさに、“手帳とペン“といった感じでキュートです。

私は普段、電子書籍を閲覧する時、雑誌には横位置のiPad Pro、文字中心の書籍には「Kindle」、とデバイスを使い分けているのですが、iPad miniのサイズ感はどちらにもぴったり。縦位置で使えば雑誌のビジュアルも大きく美しく見ることができるし、文字も読みやすい。軽いので、長時間手に持っていることが苦にならないのも嬉しい。そして、スピーカーがステレオになったので、動画や音声コンテンツもクリアで迫力あるサウンドで楽しむことができます。

また、コンテンツを楽しむだけでなく、Apple Pencilと一緒に使えば、手書きの直感的操作感や創造性を生かすツールとしても活躍してくれるのがiPad miniの強みのひとつ。サイズ感が一番大きなiPhoneである「iPhone 12/13 Pro Max」に近しいので、存在がカブるのではと思いつつも、この点が大きな違いだなと個人的には思います。
近年、存在がMacに近づきつつあるiPadファミリーはノートにはなるけれど、メモ帳として普段持ち歩くには大きい&重いなと思ってしまうのですが、iPad miniのサイズ感だと、手帳やメモ帳代わりにバッグにサッと入れて持ち歩けるのがありがたい。手書き手帳アプリの「Planner」を試してみたのですが、これ、紙の手帳感覚で使えて、楽しいです。

写真好きの私としては、カメラバッグにちょこっと忍ばせておいて、旅先で写真を取り込んで、サクッと編集、シェアなんて感じでワークフローと荷物をさらにミニマルにすることができるのも嬉しいポイント。

USB-C端子が搭載されたので、カメラを直接接続することもできるし、パワフルな性能のおかげで、大きなサイズの画像や動画の扱いもへっちゃらです。対応しているモバイル回線とエリアであれば5Gが使えるので、クラウド上にあるデータへのアクセスもサクサク。

Bluetoothでキーボードをつなぐこともできますが、iPad ProやAir、無印iPadのようにキーボードつきのケースが現状は提供されているわけではないので、基本的に文字入力はこんな感じで画面上のキーボードを使うことになる場合が多くなるのでは、と思います。

画面の中心まで無理なく指が届くサイズ感なので、スムーズではあるのですが、長文を入力するのには向いていないかな、とも。原稿執筆など文字入力をする機会が多く、iPadをPCのように使いたい、という方にはiPad ProやAir、無印のiPadがおすすめかなと思います。

んー、それにしてもこのサイズ感はやっぱりカワイイ! 新しいiPad miniは予約受付中、発売は9月24日(金)です。

iPad 第9世代は「廉価版」のお手本

矢崎飛鳥

9月15日の発表イベントではiPhone 13シリーズ、Apple Watch Series 7、iPad mini 第6世代と一緒にiPad 第9世代も発表されました。ほかの製品にくらべると大きな変化もなく地味ですが、Appleの製品戦略的には、普及の鍵を握る重要な位置づけの製品と言えるでしょう。

 

質実な進化

 

SoCはA12 Bionic→A13 Bionicになり、処理速度は前モデルより20パーセント高速化。Appleは最も普及しているChromebookよりも3倍高速であるとアピールしています。A13 Bionicは、iPhone 11シリーズやiPhone SEが採用しているニューアルエンジンが強化されたチップ。これらは現行モデルでもあるため、無印iPadで同じチップを採用することで製造ラインを絞り、コストパフォーマンスにも貢献しているわけですね。

 

▲背面カメラは低照度とオートフォーカス性能が向上。出っ張りがないので裸で置いてもカタつかない

 

前面カメラは解像度12MP。超広角レンズになり、iPad Pro、iPad mini 6thと同じくセンターフレームを利用できるようになりました。

 

10年の節目にふさわしいiPad

 

マルチタスクやクイックメモなど、iPadOS 15の機能をサクサク使えて税込3万9800円~(Wi-Fiモデル・64GB)、ペンを一緒に買っても5万円前後ですから、どう考えてもお買い得と思います。ちなみにセルラー版(LTE対応・5Gは非対応)は税込5万6800円〜。

 

 

iPad誕生10年目に、最もスタンダートなモデルとして登場したiPad(第9世代)。文教市場や企業導入を視野に入れたモデルではありますが、初めてiPadを持つ方や、しばらくiPadを使っていなかったような人への再エントリーモデルとしてもオススメしたいです。

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最新仕様の新「iPad mini」は間違いなく傑作だ

iPad mini。カラーはパープル

9月24日に発売される「iPad mini」のレビューをお届けする。

コロナ禍において、スマホ以上にニーズが広がったのがPCとタブレットだ。在宅時間が増えたことに加え、コンテンツのデジタル化・ワークスタイルのデジタル化が同時に進展していることが大きいのだろう。

iPadがペン重視になったから「mini」の価値が上がった

miniはなぜ日本で人気なのか? 「サイズが小柄なアジア人に合っていたから」「電車などでの移動が多いから」と言われているが、それはその通りなのだと思う。一方、今回のアップルの発表を見ると、彼らもまた「miniのサイズが必要になってきた」と考えているように思えた。

というのは、「ペン」という機能がiPadにとって重要な軸になっている以上、今の10、11、13というディスプレーのサイズだけではニーズを満たせない、というのは明白だからだ。絵やメモを残すという作業は、持ち歩いて使いたいシーンでのニーズも多い。そうなると、より軽くて片手でどこにでも持っていけるものが欲しい……というのは当然出てくる話である。

 

というのは当然出てくる話である。

別売の「Smart Folio」(イングリッシュラベンダー)と、Apple Pencilをセットで持ち出してみた。非常に「メモ帳」チックなイメージになる

ライバルであるサムスンは、スマートフォンを大型化してペン対応にすることでそのニーズを満たした。タブレット市場を席巻しているアップルとしては、「タブレットのサイズを下げる」ことでこのニーズに対応しようと考えたわけだ。

iPhoneがペンに対応しないことの是非はともかくとして、第2世代Apple PencilをつけたiPad miniを持ち歩いてみると、やはり実に「しっくり」来る。Apple Pencilのサイズと本体のサイズが、あつらえたようにピッタリ合っているからだ。

同時発売の第9世代iPad(右)とともに。やはりサイズ感がかなり違う

iPadOSの強化も大きい。iPadOS 15ではクイックメモ機能が強化されているのだが、これも、ペンを常にセットで持ち歩きやすい「第2世代Apple Pencil」世代のiPadに向いている。前出のように、iPad miniのサイズには非常に合っているので、サッと取り出してサッとメモする……という使い方に合っている。

iPadOS 15でのメモや手書き認識機能「スクリブル」の強化は、日本でペンを使う上でとても有効な進化だ

特に日本の場合、手書き文字入力の「スクリブル」が、iPadOS 15から「日本語の手書き入力」にも対応していることが大きい。認識精度は100%ではないが、そこはご愛嬌だ。ウェブの検索欄であろうがSNSの書き込み欄であろうが、メモの中であろうが「手書きすれば文字になる」のはやはり便利だと思う。