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金属用接着剤のおすすめ

金属用接着剤の選び方

タイプで選ぶ

硬いもの同士の接着には「エポキシ系接着剤」

硬いもの同士の接着には「エポキシ系接着剤」 

出典:Amazon.co.jp

ガラス・陶磁器・石材など、硬い素材同士を接着する際によく用いられるのが、エポキシ系の接着剤です。耐久性・耐熱性・耐水性のバランスが良く、金属同性の接着にも向いています。硬化すると、硬い樹脂のようになるため、布やゴムといった柔らかいものとの接着には向いていません。主剤と硬化剤が別々になっているのが特徴的で、使用時に2つを混ぜ合わせて使います。そのため、分量を的確に計り、しっかりと混ぜ合わせる必要があります。

がっちりと金属同士を接着させるなら「アクリル系接着剤」

がっちりと金属同士を接着させるなら「アクリル系接着剤」

出典:Amazon.co.jp

アクリル樹脂を使用した接着剤は、接着する際の強度や衝撃強度が非常に優れています。そのため、金属同士を強力に接着することに特化した接着剤です。同種の金属同士の接着はもちろん、溶接では接着させることが難しいアルミと真鍮など、異種の金属を接着させることにも長けています。また、硬化する速度も早く、約1時間程度で実用できる強度になるものが多いです。注意点として、でこぼこの面の接着には使用できないことと、ひねりなどの特殊な動きには耐えられないことが挙げられます。

耐水性に優れた「シリコン系接着剤」

一般的に、金属表面に付着している水分は接着力を弱めるのですが、シリコン樹脂は空気中や接着面の水分に反応して硬化する特性があります。そのため非常に耐水性に優れており、水周りや屋外での使用に適しています。硬化後は、ゴム状になり弾力性を持つため、耐久性に優れ、衝撃にも強く仕上がります。また、異種の素材同士の接着に向いている特性があるため、コンクリートや石材と接着する際に用いられることが多いのが特徴です。

特殊な素材との接着には「ウレタン系接着剤」

シリコン系の接着剤と同様に、水分に反応して硬化する特性を持ちます。耐水性に優れ、水周りでの使用が可能なほか、耐久性や耐熱性にも優れています。凝集力という分子や原子へ引力が働きやすくなる特徴を持つことから、床材の接着に用いられることが多いです。様々な素材との接着が可能で、一般的な接着剤では接着が難しいとされる、ポリエチレンやポリプロピレンとの接着も可能です。

耐熱性で選ぶ

熱を持つような金属の接着に使用する際は、耐熱性能の優れた接着剤を選びましょう。接着した金属や、その周りが高温になっても、接着性能が落ちません。パッケージに「耐熱」と書かれた接着剤でも、耐熱温度は100℃〜1000℃と様々なので、用途に合わせたものを選ぶようにしましょう。耐熱温度の目安として、触れられる程度の熱さであれば、100℃の耐熱温度で十分です。ランプやバーナーなど、炎が当たるものの接着には300℃〜500℃、自動車などのエンジン周りであれば500℃以上、高温の火が直接当たる場合は1000℃以上の耐熱温度が必要になります。

耐久性で選ぶ

長時間の負荷がかかるものや、激しい動きや力が加わるものの接着には、耐久性の高い接着剤を選びましょう。特にアクリル系の接着剤は、自動車工場などで使われる構造用接着剤にも使われるほど耐久性が高くおすすめです。

耐水性で選ぶ

一般的に、接着剤は、水を浴びると接着性能が落ちてしまう特徴があります。そのため、屋外や水周りで使用するものを接着する際には、水がかかっても接着性能の落ちない接着剤を選びましょう。シリコン系やウレタン系の接着剤は、水分と反応して硬化する特徴があるため、耐水性に非常に優れています。中には洗剤にも耐えられる接着剤もあり、台所で使用することも可能です。

弾性で選ぶ

異なる素材を接着する場合は、弾性の強い接着剤をおすすめします。素材が異なれば熱膨張する温度も異なるため、温度差によってひび割れや反りなどの問題が起こるためです。弾性接着剤であれば、乾燥後も接着剤がゴムのような弾性を持つため、接着面に対して力が分散し、ひび割れなどの問題を防ぐことができます。

耐衝撃性で選ぶ

力がかかる箇所や衝撃が伝わりやすい箇所への接着には、耐衝撃性に優れた接着剤を選びましょう。金属用接着剤は衝撃に強いものが多いですが、中でもエポキシ系やシリコン系、ウレタン系の接着剤は、特に衝撃に強いものが多いのでおすすめです。

速乾性で選ぶ

速乾性で選ぶ 

出典:Amazon.co.jp

一般的に瞬間接着剤と呼ばれるものは、接着してから実用強度に硬化するまでの時間が、約3分以内と非常に短いです。そのため、急いで接着したい場合や、仮止めを行う場合におすすめです。速乾性に優れたものはラインナップが広く、液状のものやゼリー状のものもあります。

接着材の形状で選ぶ

接着剤には液状やゼリー状など、様々な形状のものが存在します。接着面の形状に合わせて選ぶことをおすすめします。ゼリー状の接着剤であれば、でこぼこした面でも浸透しやすく、液状だと染み込んでしまい素材を傷めてしまう、木材や革との接着にも用いることができます。

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