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ドラゴンクエストビルダーズ2おすすめゲーム

ドラゴンクエストビルダーズ2

『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』プロモーション映像

全てがブロックでできたドラクエの世界で冒険するアクションRPG「ドラゴンクエスト ビルダーズ」の続編。今作では仲間や住民のおかげでバトルや素材集め、建築が楽になるなどプレイしやすさが大幅にアップ

また、ストーリーではいいタイミングでおなじみの楽曲が使われておりドラクエ好きには超おすすめです。

ドラゴンクエストビルダーズ2の画像

さらに今作では水中にも洞窟があったり、建築できるエリアが前作の3倍になっておりビルドの面でもたっぷり楽しめる。

ダッシュ移動やファストトラベルなどで移動系も快適。大人から子供まで長く楽しめるおすすめのドラクエ作品となっている。

>>ドラゴンクエストビルダーズ2 の紹介記事はこちら

【楽しみ方①】『ドラゴンクエスト』の世界観に浸る

 最初に語るべき楽しみ方は、『ドラゴンクエスト』という冠が付いているタイトルであること。『DQ』=お話を楽しむゲームという認識の方も多いと思いますが、そこは間違いなく“DQをプレイしてクリアした満足感”を得られると断言できるでしょう。一般的にサンドボックス系のゲームの場合、物語を自分の脳内で創作することも楽しみの1つですが、本作は“ブロックメイクRPG”というジャンル名が示すように、1本のしっかりとしたドラマが用意されています。だから軸となる遊びは普通のRPGと異なりますが、間違いなく物語は“『ドラゴンクエスト』最新作”なのです!

リアルな想い出が多い『DQII』だからこそ期待度も高かった!

 さて、ここからは自分が物語や世界観でハマった部分を語っていきたいと思います。じつは自分が『DQB2』に一番期待を寄せていたのはブロックメイクではなく、物語の部分でした。その理由はズバり前作の『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』の物語が、“あれ、この話のほうがオリジナル?”と錯覚するくらい見事な“if”展開だったからです。なにせ発売から30年経って、まさか公式で竜王の“世界の半分をやろう”という問いに、勇者が“はい”と答えたあとの世界を描くなんて、当時は思いもしませんでしたから(笑)。だからこそ、『DQB2』の物語ではどんな驚きを与えてくれるんだろうと、タイトル発表時から期待していたわけなんですね。

 今回の物語は邪教の大神官ハーゴンと破壊神シドーが打ち倒され、しばしの平和が訪れていたが、世界には“ハーゴン教団”の脅威が再び迫っていた!! というプロローグなわけですが、最初に読んだときに“勇者が救ったはずの世界がなぜこんな状況に!?”と、楽しみの感情よりも疑問が頭を駆けめぐったわけです。その掴み方、ある意味ズルいですよね(笑)。

 で、実際にプレイをしてみると“原作の『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』があったからこそ、この物語が成り立ったんだ”と納得。もちろんネタばれなのでその詳細は伏せますが、『DQB1』とは違うアプローチながらも、『DQII』の醍醐味でもあった“仲間”という存在を力強く感じさせるシナリオは、かつて“悪霊の神々”から世界を救った自分としても大満足でした。

▲ロト関連の要素が出るたびにニヤニヤ。ロト三部作(今は四かな?)好きとしてはたまりません!

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 ちなみに、リアルタイムでファミコン版『DQII』を遊んだ世代としては、やはり3つ目の島・ムーンルブルク島(『DQII』に登場した、勇者ロトの子孫が興した国がある)以降の展開がいろいろと熱かったですね。地名からわかるように、ここからは『DQII』要素がてんこ盛りなんですが、“ドット絵だったあの世界を、ブロックメイクされた3Dで楽しめる! なんて贅沢なゲームなんだ!!”と、感無量でした。

▲グッと来た再現エリアその①。星の紋章探しで苦労させられた大灯台は、向かう途中に配置された竜巻が、恐怖心をより煽る感じでよかった!
▲その②はかなり地味ですが、ムーンブルク城の中庭ですね。地下に降りる階段と小部屋があり、本編でもしっかり活用されるのもイイね。
▲その③はやはりローレシア城。至る場所が壊されていますが、記憶に残るドット絵で描かれた城とリンクさせながら、じっくり歩き回っちゃいました。

 とはいえ、ハーゴンやシドーの名前は派生作品やスマホゲームで知っているけど、オリジナルはプレイしたことがない、という方も多いはず。物語は“知っていることが前提”という作りではありませんし、オリジナルのエリアも多数登場しますのでご安心を。

▲2つ目の島は砂漠と鉱山が広がるオッカムル島。ここは『DQ』シリーズの顔でもある、あらくれたちが多く暮らし、1つ目の島とはカラーの異なる物語が楽しめます!

【楽しみ方②】脳内設定でビルドしてそこに暮らす住人を眺める

 次に語るのは、サンドボックスゲームとしての楽しみ方です。ストーリーを進める場合は、その状況に合わせた建物やアイテムのビルドが求められますが、自分の拠点となるからっぽ島では、基本的に何を建てるも何を作るもプレイヤーの自由です。

 この手のゲームが好きな方は、やはり『Minecraft』との違いが気になると思いますが、フリービルドという遊びの感覚は近しいと言えると思います。ではどこが『DQB2』らしさなのかを語るとしたら、“『DQ』の世界観に出てくるアイテムや小物で建物などをビルドし、さらにその世界で住人たちが日常生活を送る”という点でしょう。

▲住人たちの会話もにぎやか。作った街に“命”を感じられるのが本作の醍醐味でしょう!

 前作も自由にビルドするモードがありましたが、そこに呼べるNPCはあくまでいるだけで生活感はなく、あくまで完全脳内設定での楽しみ方でした。ですが本作の舞台となるからっぽ島の住人たちは、朝起きて食事をとり、排せつをして仕事をするなど、タイムスケジュールに沿って生活を送るのです。

 なので、ビルドするときにはそういった住人がいかに暮らしやすくなるのかという“生活導線”を考えながらビルドするというような、シミュレータ寄りの遊び方もできます。この感覚をほかのゲームで例えるならば、『The Sims』(エレクトロニック・アーツ)シリーズに近いかもしれませんね。

▲食事したり仕事したりと、住人たちはそれぞれの職業に合わせた行動をとります。うまく建物を用意して、快適に暮らす住人たちを見ていると、いつの間にか時間が……(笑)。
▲トイレの大行列はもはや『DQB2』の代名詞(笑)。ぷるぷる震える仕草とコメントがなんとも切ないので、なんとか解消してあげたくなります。

 もちろん、住人の生活をまったく気にしないで現実世界の建築を再現したり、脳内設定に従ってビルドしたりしてもかまいません。ストーリーと紐づいたからっぽ島でのビルドに制限を感じた場合は、何も制約のない“かいたく島”というものが、1月31日のバージョンアップで追加されたので、そちらで思う存分ビルドを楽しむのもありです。

▲かいたく島はベースとなる島を選び、サイズも決められます。からっぽ島にない天候のエリアを選べば、『DQ』シリーズに出てきそうな“魔王が支配する島”、なんてコンセプトでのビルドもできます!

ストーリーを遊ぶより圧倒的にプレイ時間が長いフリービルド

 購入の第1目的である物語を年末に一気に堪能し、この原稿を書いている1月末までずっと時間を費やしているのが、からっぽ島でのフリービルド作業です。このからっぽ島は大きく分けてみどり、あか、あおの開拓地が用意されているのですが、ストーリー進行上である程度テーマを決めてビルドをまかされるんですね。

 このある程度導線が用意されたビルドに従うのもよし、従わずにまっさらにしてビルドするのもありなわけですが、今回自分が選んだ遊び方のコンセプトは“できるだけ素材を生かしたビルド”です。みどりの開拓地は農業中心、あかの開拓地はピラミッドを中心とした港湾都市、あおの開拓地はストーリーで建設した城を中心とした城下町、というように“自分がもしからっぽ島で暮らすならば”をイメージしながら、ただいま区画ごとに大幅改造中です。

 たとえばみどりの開拓地はストーリーで水源を作ったので、そこからほかの開拓地に自然と川がつながるようにしてみるなど、できるだけからっぽ島の個性を残しつつ、手を加えていっています。

 いわゆる土地の成り立ちを想像しつつ、自然な感じに地形が組み上がってくると、思わずニヤニヤしてしまうのは自分だけでしょうか?(笑)

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