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お茶の楽しみ さぁお茶しましょう

 

お茶の楽しみ さぁ お茶しましょう

秋から冬にかけては体が冷え、忙しさから心に余裕がなくなり、ストレスを抱え込みやすくなりますよね。そんな時、好きな時間に1杯のお茶でホッと一息入れませんか? 一人のお茶もみんなと一緒のお茶もおいしく滝(い)れましょう。今回はお茶のいろいろについて特集してみました。
さぁ、好みの器で好きなお茶を滝れたら、アロマテラピーのようによい香りがリラックスさせてくれるでしょう。

日本茶のいろいろ

煎茶(せんちゃ)

お茶

日本茶の7割以上を占めます。お茶の色は澄んだ山吹色で、渋味と旨味のバランスのとれたお茶です。

  • 普通煎茶…新緑の5月に摘んだ葉を蒸して揉む作業を繰り返し、乾燥させてつくるお茶。産地は静岡、京都(宇治茶)、新潟(村上茶)、鹿児島(鹿児島茶)など各地に銘茶があります。
  • 深蒸し茶…茶の葉を蒸す時間を2〜3倍にし、お茶の味をこっくりと濃厚に、苦味や渋味は控え目にしたもの。静岡、三重のお茶を中心に人気です。
玉露(ぎょくろ)

お茶のブランデーといわれる、高級茶の代名詞。とろりと甘く、複雑な味わいです。お茶の色はやや青みがかった透明な緑色。主な産地は静岡(岡部茶)、京都(宇治茶)、福岡(八女茶)です。

玉緑茶(たまりょくちゃ)

15世紀半ば、中国から九州に伝えられた製法がルーツ。産地は佐賀(嬉野茶)など九州各地の地域。


釜煎り玉緑

釜煎り玉緑茶は茶葉を釜で炒り、煎茶で繰り返す「揉み」作業を省略したシンプルな製法のお茶。香り良く草原をわたる風のような香ばしいお茶です。

番茶(ばんちゃ)

庶民のお茶の主役。ごくごく飲める、飽きのこないお茶です。

新茶(一番茶)
柳番茶(やなぎばんちゃ)一番茶の製造過程で、振るい分けられた大きな葉を集めた番茶。番茶の中の上級品。
二番茶
新茶のあと、6月中旬頃に摘んだ葉でつくる。葉は新茶よりもやや大きく固め。新茶と二番茶の間には、新葉と古葉を一緒に摘む「親子番茶」、新茶を遅摘みする「晩茶」、新茶を摘んだあとの畑を整える作業で、刈り取る葉を使う「刈り番茶」などがつくられます。
三番茶
茶葉がさらに育った7月中旬頃に摘んだお茶。甘みが少なくシャキッとした味なので、食事のお供にピッタリです。
秋冬番茶
柳番茶(やなぎばんちゃ)一番茶の製造過程で、振るい分けられた大きな葉を集めた番茶。番茶の中の上級品。

茎茶(くきちゃ)

茎茶は煎茶の加工の過程で選別された茎の部分だけを集めたお茶。さっばりとして、飲んだあとに爽快感が残ります。別名「棒茶」。また「雁が音」という名のお茶は茎茶の中でも高級茶です。

焙じ茶(ほうじちゃ)

焙じ茶の茶葉を炒ると香ばしい甘みが出ます。お茶の色は淡い茶色。原料は番茶が主です。カフェイン含有量は少ないので、寝る前のリラックスタイムでもOKです。


玄米茶(げんまいちゃ)

玄米茶は番茶や煎茶に高圧で炒った玄米をブレンドしています。ベースになるお茶とのマッチングで、いろいろな風味になり、コシヒカリの玄米やポップコーンを使ったり、烏龍茶の玄米茶など変わったものも登場しています。

粉茶(こなちゃ)

粉茶はお寿司屋さんの“あがり”でおなじみのお茶。渋味は控えめで、コクがあるので、しっかりとした飲みごたえがあります。加工の段階で選別された、粉状の茶葉を集めたお茶で玉露や煎茶など高級な原料を使っていても安価です。お茶の中に茶葉が入るので、水には溶けないお茶の栄養まで体に取り入れることができて健康的です。


抹茶(まっちゃ)

抹茶は碾茶(てんちゃ)といわれる茶葉を粉末に挽いたもの。産地は京都(宇治茶)と愛知(西尾茶)。
鮮やかなグリーンとしっかりとした味と香りは、料理やお菓子の素材としても大活躍です。

ワンポイント
かぶせ茶とは?
かぶせ茶とは茶摘み前の茶畑を黒いネットで覆い、日光を遮断した茶葉で作ったお茶のことです。玉露と同じ旨味が生まれ、この日光を遮断する期間によって、味も変わります。玉露と煎茶の間のお茶という感じで、煎れ方は煎茶の要領で、茶葉は少し多めがよいでしょう。

 












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