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密教の仏たち 7 聖観音菩薩

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聖観音菩薩

観音経』などに基づいて広く信仰・礼拝の対象となっている。また、『般若心経』の冒頭に登場する菩薩でもあり、般若の智慧の象徴ともなっている。浄土教では『観無量寿経』の説くところにより阿弥陀如来の脇侍として勢至菩薩と共に安置されることも多い。観音菩薩は大慈大悲を本誓とする。中国では六朝時代から霊験記(『観世音応験記』)が遺され、日本では飛鳥時代から造像例があり、現世利益と結びつけられて、時代・地域を問わず広く信仰されている。

観音の在す住処・浄土は、ポータラカ(Potalaka補陀落)といい、『華厳経』には、南インドの摩頼矩吒国の補怛落迦であると説かれる。

 

 

聖観音は、梵名アーリヤ・アヴァローキテーシュヴァラと呼ばれます。その真言は「オン・アロリキヤ・ソワカ」。これを唱えるとあらゆる災難から逃れられ、運気を好転させるというご利益があります。さすが、全ての観音さまの基本形となる観音さまだけあって、オールラウンドなご利益はありがたいですね。

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