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密教の仏たち 3 宝生如来

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宝生如来(ほうしょうにょらい、रत्नसम्भव [ratnasambhava]、ラトナサンバヴァ

 

 

三昧耶形三弁宝珠種子(種子字)はत्राः(タラーク、trāḥ)。

密教における金剛界五仏の一で、金剛界曼荼羅では大日如来の南方(画面では大日如来の向かって左方)に位置する。唯識思想における仏の悟りの境地のひとつ「平等性智」(びょうどうしょうち)を具現化したものである。これは、全ての存在には絶対の価値があるということを示す。 印相は、左手は腹前で衣を掴み、右手は手の平を前に向けて下げる「与願印」(よがんいん)を結ぶ。

 

オン・アラタンノウ サンバンバ・タラク (oṃ ratnasambhava trāḥ

 

宝生如来(ほうしょうにょらい)とは?

語源は「宝よりうまれたもの」を意味し、財宝を生み出し人々に福徳を授けるといわれています。一切の垣根を取り払い、あらゆる全ての現象・事物を平等に観るという意味で「平等性智(びょうどうしょうち)」と呼ばれる智慧を具現化した仏です。

 

密教における大日如来の5つの智慧を表す五智如来の一尊です。

ご利益

病気治癒、無病息災、滅罪の功徳があるとされています。

宝生如来(ほうしょうにょらい)の像容

左手は衣服の端を握り、右手は手の掌を前に向けて下げる与願印(よがんいん)を結んでいます。願いを聞き入れ、望むものを与えようとする身振りを表しています。宝生如来の単独の造像はほとんどありません

 

 

 

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