ヨガには、伝統的な流派から、現代的なスタイルまでたくさんの種類があります。ここで一気に32種類のヨガをご紹介します。
1.アートオブリビングヨガ
歴史はまだ浅いですが、世界中に広まっているヨガスタイルです。独自のスダルシャン・クリヤ呼吸法やマントラを唱えながら行うサハジ・サマディ瞑想法が取り入れられ、ポーズとともに重要視されています。
2.アイアンガーヨガ
初心者や身体の柔軟性のない人でも、ヨガポーズが心身にもたらす最大限の効果を得ることのできるスタイルのヨガです。ポーズを補助する道具が取り入れられるのが特徴。長めのホールド時間が取られ、ひとつひとつのポーズを丁寧に確認しながら行うことができます。
3.アシュタンガヨガ
決まったポーズの種類と順番に沿って止まることなく動き続け、身体と精神力を高めていくことのできるアシュタンガヨガ。そのポーズは、60種類前後とも言われています。インストラクターの付くレッドクラスと、独自のペースで行うマイソールクラスがあります。
4.アヌサラヨガ
流れに身を任せて、ポーズを取っていくことが基本のヨガです。もともとはリハビリテーションを目的に考案されており、解剖学的な視点も配慮されているため初心者からでも安心して取り組めます。心をオープンにして、自分の心と身体に合わせて動いていきます。エネルギーチャージにおすすめのヨガです。
5.アロマヨガ
アロマの香りとヨガのヒーリング効果を融合させたヨガスタイル。呼吸を意識し、嗅覚の活動も活発になるので、相乗効果が期待できます。比較的ポーズの運動量は少なめのクラスがほとんどで、リラクゼーションを重視した流れで行われるのが特徴です。
6.イシュタヨガ
ハタヨガとタントラ哲学とアーユルヴェーダが統合されたのがイシュタヨガです。自分のコンディションやペースに合わせた活発なポーズのあとにメディテーションが取り入れられます。静と動のバランス感覚が養われるヨガです。
7.インテグラルヨガ
伝統的なヨガ流派の5つを統合して考案された、いいとこどりのヨガです。伝統的な教えを引き継ぎつつ、現代人に合わせたプロセスと教えを受けられます。自分の骨格に合わせ、ポーズの最大限の効果を得ることで、自己の自然治癒力のレベルを引き上げていきます。
8.陰ヨガ
ポーズを取ったら数分間キープ、そのポーズのほとんどは座ったままか寝位というのが陰ヨガの特徴です。身体の奥深くの筋肉や筋膜に働きかけ、身体の柔軟性を得ていきます。キープする間の内観で自分の身体のコンディションや心の変化の気付きを得ていきます。
参考URL:陰ヨガとは?5つのメリットとおすすめポーズ、陽ヨガとの違いも
9.ヴィンヤサヨガ
呼吸と動きを連動させてポーズを取っていくヨガです。ポーズとポーズの間が途切れることなく、流れるように続けていきます。運動量も高く、代謝を促したり、集中力が養われていくスタイルです。
参考URL:ヴィンヤサヨガとは? ヨガジャーナル日本版
10.エアリアルヨガ
天井から吊るされたハンモック上の布に身体を預け、空中でポーズを取っていく現代ヨガです。重力からの負荷がなく、普段できない動きも可能になります。逆さまで、脳や全身の血流を促したり、浮いていることで呼吸も深くなると言われています。解放感のあるヨガです。
参考URL:【2017年版】空中ヨガとは?その効果と都内のおすすめジム7つ
11.沖ヨガ
インド、日本、中国の心身のトレーニング法や健康法を組み合わせて体系化された日本人考案のヨガです。吐く息で反るなど、一般的なヨガとは異なる点もありますが、すべては細かい目的に沿ったものです。身体の浄化や矯正のための体操、筋肉や体内機能の強化のためのトレーニングが取り入れられます。
参考URL:NPO法人 日本沖ヨガ協会
12.カルマヨガ
ヨガレッスンというよりも、人生レッスンというほうがわかりやすいかもしれません。ヨガの哲学や教えを、自己の日常に浸透させ、活かし、幸せな毎日を取り入れていくことがカルマヨガです。
13.クリパルヨガ
習得段階が3つのステージに分けられています。初心者からでも、ステップバイステップでヨガのポーズからメンタルの強化を図っていくことができます。個人の尊重が重要視される点が特徴です。
参考URL:クリパルヨガの3つのメリットとは?おすすめのヨガスタジオ7選も(関東・関西)
14.クンダリーニヨガ
身体の各部位にあると言われるチャクラに意識を向けて行います。クンダリーニヨガでの呼吸は火の呼吸です。呼吸とポーズで、チャクラを浄化し、活性化し、バランスを整えていきます。火の呼吸は、大きなエネルギーを必要とするので比較的体力のある人におすすめです。